紫色のつぶやき

どうせそんな悩みは1年後にはどうでもよくなってる

悩みがない人なんていない

スマホChromeで後で読もうと思い、消さずにスマホにそのままにしておいた記事。
タブの数が50を超えてしまったので何か読まねばと思い読んだ。

soar-world.com

どこで見つけたかも覚えてない、おそらくツイッターだろう。もう1年も前の記事だ。
結果的には今読むべき記事だったと言える。実践したいと思える悩みへの解決方法が紹介されている。
記事は対談形式になっている。

「悩みがない人なんていない。誰しもが弱い一面を併せ持つ」


仕事と言う強い者だけが生き残る世界で、ふと気づけば自分の弱い一面ばかりに目を取られがちだ。
自分も最近は弱い一面が際立ってしまっている。
仕事のツメの甘さ、交渉力のなさ、知識不足、余裕を持つことができていない、などなど。
悩みはどんな人にも尽きることがないだろう。悩みがなさそうな人が実は悩みを抱えていたなんて例は数えきれないほどある。

冒頭の記事には悩みに対する2つの解決法(というか向き合い方)が紹介されている


自省による悩みの解決

一つは先にも書いた自省、特に自己の理解の解像度を上げることだ。
例えば
「仕事がうまくいかない」
「他人とうまくコミュニケーションが取れない」

こんな悩みを持つ人は多いだろう、自分もそうだ。そんな中で漠然と悩むのではなく、その悩みを具体的に深堀してみるのだ。
先ほどの例で言えば
「仕事がうまくいかない」

  • 何がうまくいってないのだろう?仕事量が多い
  • 次に何をすればいいのか分かっていない
  • 以前にも同じようなことで苦しんだことはないだろうか

「他人とうまくコミュニケーションが取れない」

  • 最初の一声で何を言えばいいのか分からない
  • 沈黙が怖い
  • 実は他人にお願いをする前に自分がその内容をよく分かっていない
  • 内容よりも自分が早口すぎたり不愛想すぎる

悩みの具体性が増せば解決方法や回避方法も絞られ自分でも分かってくる。しんどい時ほど周りが見えなくなり、自分を客観視できなくなるので注意したい。

他者の力でベクトルを他人に向ける

二つ目はベクトルを自分から他人に向ける方法だ。

私も含め一番目の自省や自己分析は多くの人がやるであろう。
だが自省は時に自分を追い詰める。
うつ病の人は自己理解力が高いという話を読んだことがある。(そしてネガティブ思考だからそれがループする)

先日もこんなツイートを目にした。

確かに自省によって悩みが具体化され、解決されればいいだろう。
しかし、人生には何をやってもうまくいかないなんてことが山のようにある。

いくら頑張っても、どんな対策を施してもできないこともある。それは仕方ない。心身を壊す前に別の考え方を取り入れる必要がある。
それが他人に貢献するということだ。

冒頭の記事でこんな話が紹介されていた。

もし、今このイベントで登壇している私が「何喋ったらいいんだろう。今私はどう思われているんだろう」って考えているとしたら、生きづらそうですよね。でも、「楽しいな。あの人はどんな話をしたら喜んでくれるのかな」て考えていたら、一気に幸福度が上がる気がしませんか?そういう意味でも他者の存在は、生きやすさに繋がっていると思うんです。

仕事がうまくいくかどうか、は経済状況、自身の裁量、能力、一緒に仕事をするメンバー、そして運など様々な状況に左右されてしまうのが本当のところだ。
しかし、「いつも仕事で助けてくれる~さんの仕事を手伝う」であったり「手間がかかっておりみんなが時間を使っていた作業を工夫して時短する」などのちょっとした貢献であればできることもある。
大事なことは「小さなことでもいい、自分のできることでいい」そして「他人に貢献する」ということだ。

自己にベクトルを向けすぎると自然にハードルを上げてしまうこともよくある。
そんな中でも簡単な貢献をして他人から感謝の言葉をもらえればちょっと幸せだったりする。

まとめ

自分の能力を上げたり、会社や社会という大きな組織に貢献するには大きな力が必要だし、時間もかかる。そこに到達することは大変すばらしいことだし意義もある。

しかしその道中で自分が心身を壊してしまったり、幸せを全く感じられないとしたらそんなところに到達する必要もないだろう。
悩みは尽きることがない、自省して悩みを消すことも大事だし、悩みに対する考え方を変えて他者に貢献することも大事だ。

結果が重要視され他人と相対比較され疲弊する社会だからこそ、結果の大小よりその過程そのものを楽しめる人間でありたいね。