こんなエントリーが盛り上がっていました。
最初、私も「やる気のある凡人」かなあ?と軽い気持ちで考えていました。
育てればなんとかなるという体育会系のノリでの意見です。
エントリーを開くとそこには多くの参考になる意見が飛び交っていました。
最近私が感じている「やる気のない他人」に対する考え方を一新させてくれるほどの新しい概念がそこにはあったのです。
「やる気のない優秀な人」派の意見
- いつでもコンスタントなアウトプットが期待できる
- やる気がないからこそ新しい効率化が生まれる
- 教育の手間が省ける
- スポーツなら迷わず優秀な人を取るだろ
「やる気がある凡人」派の意見
- 凡人なだけであって普通には働ける、マイナスには働かない
- そもそも企業は凡人で回していくもの
- やる気があるから成長が見込める
- 人数が多ければやる気がないことで周りの士気が下がる
やる気と一口に言ってもそれは個人のとらえ方にもよるだろう。
深夜残業や休日出勤をいとわず働く昭和的なやる気もあるがプライベートを充実させるため定時内は全力でパフォーマンスを発揮するやる気もある。
同じ人間であってもプライベートの悩みやその日のコンディションにも影響する。やる気は測ることが難しい指標である。
そもそも自分でやる気がある!と思っていても判断するのは周りである。
ゼークトの組織論
エントリーの中に一つの漫画が出てきました。
漫画自体は↓のよう
ゼークトの組織論というやつでやる気のある無能が一番使えず、軍隊で言えば処刑に値するというのだ。。。
やる気のある無能、確かにかつて私も一緒に働いたことがある。
いわゆる意識高い系とまでは行かなかったが、やることなすことすべて的外れでめんどくさかった。やる気があり、悪気がない分、怒ったり修正したりするのも一苦労だった。
それに比べれば最近の私の周りにいるやる気のない者たちに対する苛立ちなど何でもないことに気が付きました。
指示されたことはちゃんとやり、やる気がない分余計なことはしない。
残業泥棒と思うこともありますが、私は会社の社長ではありません。自分に迷惑が掛からなければ彼らがいくら残業したり、ダラダラしたりしても文句を言える立場ではありません。
組織は誰に支えられている?
ここで組織は誰に支えられているか考えてみましょう。
そう、多くの凡人によって支えられているのです。
いちいち他人と比べて「あいつはやる気がないからダメだ!」と感じてしまっている自分もまだまだってことですね。
- やる気がない分自分のやる気が評価される
- 本当の評価はやる気ではなく結果
- やる気のある凡人よりやる気のない凡人の方が組織としては使いやすい
今日はこれを肝に銘じてまた来週から頑張っていきましょう!