読書です。
スキルだけを求める時代は終わった!というのが本書の副題。
明らかにスキルが書いてありそうな本なのに何で?と思いましたがそこにはアプリとOSの話があります。
- アプリ:知識やスキル、時代や会社の戦略によって変わる
- OS:思考や行動様式、普遍的なもので時代や会社を問わず自らが知的体力をアップデートするための土台となる。
仕事で成果を出しているハイパフォーマー達はこのOSが優れているのではないか?という仮説の元、様々な業態の人にインタビュー、その結果を分析したものがこの本だ。
ハイパフォーマーに共通する大きく7つの思考・行動様式について触れている。
7つの思考・行動様式
- 「なんとかなる」と思ってやってみる
- 柔軟に方向転換する
- 自分とは異なる価値観や文化を認め、受けいれる
- 仕事を「プレイ」する
- 常に学び続ける
- 人との縁を大切にする
- 物事を斜めから見る
この順番にやることが大切だそうです。
最後に今の自分が各項目を守ることができているかどうかのチェックリストも含まれているのでチェックするのに使える。
個人的には5番目の仕事を「プレイ」する、という項目に強く惹かれた。
例によってNASAの清掃員の話が出てくる。
人間は自分のやっていることに意味を見出す生き物である。
やらされてやる仕事と自ら主体的に動いて行う仕事では長期的に見ればその成果は絶対に違うものになるだろう。
私の事例
私も数年前に転職活動をしていた時は今の仕事に意味を見出すことができなかった。
しかし、転職エージェントや自らの自己分析により視点を変えることができた。
自らのやりたいことは商品開発である。
今の部署では確かにそれが実現しそうにないがメーカーなので社内でも商品開発をしている部署はたくさんある
同じ会社内で異動を打診してみる
書けば簡単な事柄だが当時の自分は客観的に自分のことを見ることができておらずそんな単純なことにも気づかなかった。
改めて人に話したり、本を読んで学ぶことは大切だなと感じた。
明日は月曜日。まずは1番目、人のやりたがらない仕事でもなんとかなると思ってやってみることからスタートしてみよう。