紫色のつぶやき

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映画「プラダを着た悪魔」 あなたのやりたい仕事を手にするために

映画「プラダを着た悪魔」はファッションに全く興味がない一人の女性がファッション誌のアシスタントとして働く映画だ。

 

プラダを着た悪魔  (吹替版)

プラダを着た悪魔 (吹替版)

 

 

働いていれば誰しも不本意な仕事をやらされるときがあるだろう。そんな時にどのような心構えで臨めばいいのか?

やりたくない仕事ができるようになったとき、そしてその先のやりたい仕事をやるためにはどのように仕事に取り組めばいいのだろうか。その答えがこの映画の中に詰まっている。

多くの女性から共感を得た映画だそうです(私は男性ですが。。)

 

やりたい仕事をやるために今できることを考える。

主人公アンディはジャーナリストを志望していた。最終的にはジャーナリストの仕事を手に入れることになるが、ファッション誌のアシスタントの仕事、そしてファッション誌の編集長ミランダ(めっちゃ厳しい)や他の登場人物たちとの出会いこそが、アンディにやりたい仕事に就くために必要なことだったと私は思う。はじめはやりたくないと思っていたアシスタントの仕事だがアンディはどのように仕事と向き合っていたのだろうか。

 

まずは置かれた場所で咲くこと

できることを増やしなさい。

最初はコートを掛ける、コーヒーを買ってくるなど地味な作業だった。現代社会ではやりたいことを仕事にしている一部の人たちがやりたくない仕事はやらなくていいと声高に叫んでいる。

しかし大多数の人が組織に属している以上、雑用は誰かがやらなくてはならない。

もちろんアンディも最初はそれをこなすだけで精一杯だが、段々と上司ミランダの指示が事前にわかるようになってきて、事前に手を回せるような段取り力をつけることができるようなった。

雑用を段取りよくこなせるようになるのも他の仕事に役立つことがきっとある。そしてそれはその仕事に取り組んだものにしかわからないことだ。

 

 

やりたい仕事をするために

あなたにやりたい仕事があって今はその仕事ができていないとするならば、その仕事をやるために今何をしなければいけないのか、そんなことを考えたことがあるだろうか。

それは上司に直訴するなり、今の仕事で経験を積むなり、実際にその仕事をやっている人と人脈を作るだったり色々考えられるだろう。

 

かといってそこまで行動に移せている人がいるかと言われれば、あまりいないのではないかと思う。映画の中でアンディが同僚にキツいと愚痴をこぼしたとき、

君は努力していない。愚痴を並べているだけだ」と一括。

 

実際アンディもその言葉に奮起してファッションを勉強し、今の仕事に全力を注ぐことによってミランダからの信頼を得られるようになっていきます。

最終的にファッション誌の業界で手に入れた経験や人脈を次の仕事につなげることができた。

愚痴を並べているだけではやりたい仕事には一歩も近づけず、今の状況下で何ができるかを考えることが重要なんだなと実感する。

 

 

何かを得るためには何かを犠牲にしなくてはならない

「あなたの代わりはいくらでもいる、嫌ならやめればいい。」

 

アンディの仕事は誰もが憧れる輝かしい世界で働けるとあって応募者が絶えないが、そのキツさゆえに続かない。キツいけど充実した仕事を得るか、楽だけど充実感のない仕事を得るか、のどちらに比重を置いているか自分で意識することが仕事をするうえで重要なことだと思う。

スポーツ選手などにも当てはまると思うが、席(ポジション)の数が決まっている以上、他人を蹴落としてでも得なければいけない仕事はある。

他人とは、同僚かもしれないし、競合他社かもしれない。この映画ではアンディの同僚か、アンディか、どちらがミランダに同行してパリの出張に付き添えるかという場面で現れている。そこでアンディは自分がさらなる仕事を得るために自らで同僚を蹴落とした。

 

犠牲にすると言えば仕事とプライベートもある。

多くの人は仕事とプライベートの両立を目指していることだろう。しかし現実はそんなに甘くない。何かに比重を傾ければ他の何かを犠牲にせざるを得ない

これから日本の労働環境も変わっていくかもしれないが、本当の意味で仕事とプライベートを両立できている人はわずかだろう。この映画でもアンディは恋人との時間を犠牲にして仕事に打ち込むようになり、恋人との仲が悪くなっていってしまう。

アンディは同僚にも「プライベートが犠牲になってきたら昇進のタイミングだ」とほのめかされている。

 

実際仕事のできる人は休日でも情報収集や勉強を欠かさないと思う。会社で勉強する時間があればすればいいと思うが、そんな時間はほとんど存在しないのが現実だ。

(話は変わるが、バランスを取ることは不可能だから堀江貴文氏や落合陽一氏はプライベートと仕事の境目をなくすことを提唱していると私は思っている。)

 

 

 

The decision’s yours 「決めるのはあなた」

この言葉はミランダがアンディに言った言葉で、決断はあなた次第だということだ。日本式の悪い意味で言えば「自己責任」ととらえられてしまうこともあるが、もともとは生きたい人生は自分でつかみ取る、といったポジティブな意味だったに違いない。

 

映画では最終的にミランダは編集長の座を交代になってしまう。

最後、ミランダはアンディに対して他のことを犠牲にしてまで仕事にまい進する姿を重ね合わせて、「あなたは私と似ている」と言います。

その言葉で自分のやりたいこと、自分の大切なものは何かと気づいたアンディは仕事用の携帯電話を池に捨て(笑)、恋人のもとへ戻っていったのでした。

 

この仕事をやりきっているからこそ、アンディには次への道が見えた。そしてやりたい仕事を行うことができた、私はそう思います。

恋人との仲が戻ったのかどうかはよくわかりませんでしたが、少なくともやりたい仕事を手にすることはできた。

 

あなたにもし、やりたい仕事があって今それができていないとするならば、いつかそのやりたい仕事ができるようになるために、今の仕事に全力で取り組むことで見えてくることもあるのではないでしょうか。