紫色のつぶやき

どうせそんな悩みは1年後にはどうでもよくなってる

幸せになることへの違和感

私は「ちんさん」ことaikoが出演するそのラジオを楽しみにしていた。

山里亮太の不毛な議論

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ちんさんと山ちゃんが繰り広げるその会話は下ネタのオンパレードになりがちだ。

いちaikoファンとしては聞き逃せない。

 

しかしその日は山里亮太蒼井優をめぐる結婚報道で世間をにぎわせたと重なってしまった。仮眠をとって起きていること深夜1時。案の定山里亮太の結婚裏話が満載。山里亮太のファンやミーハーな皆様は喜ぶだろうけど、こちとらaikoの下ネタを聞きたいんだ!

 

しずちゃんが登場するやら何やらでaikoの登場は結構後になってしまった。いつも通りのちんさん、もちろん山里亮太を祝福するムードではあったがファンから送られてくる下ネタラジオネームを何のためらいもなく読み、笑わせてくれるaiko。深夜でありながら温かい気持ちになった。山里亮太を祝福する気持ちからだろうか、流した「シアワセ」にだんだん山里亮太に幸せになってほしい気持ちがわいてきた。

 

シアワセ

シアワセ

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クライマックスの部分は本当に感動した。全部は覚えてないので引用で。

「実は結婚はすごく悩んでて、ラジオでずっと逆の人生の話をしてて、そういう人たちを妬んできてて、幸せになることがあんまりよくないかなと思って」と声を震わせながら思いを吐露し、「幸せになったら、リスナーのみんなが俺のラジオ聴く意味なんかなくなって楽しくなくなるかなとずっと思ってて、結婚することが怖くて……」と恨みつらみを笑いに変えてきた身として、結婚することに大きな抵抗があったことを涙ながらに告白しました。 そんな考えの中、とあるリスナーからもらった「僕らはみんな、ボスが幸せになる日におめでとうって言う準備できてます」というリスナーを代表するような言葉に背中を押され、「好きな人ができたときに結婚しようという選択肢ができました」と蒼井さんとの結婚に踏み切れたことを告白した山里さん。最後には、「本当にみなさんのおかげで、色んな夢が叶ってます」と感謝を伝え、「もっともっと精進しますんで、よろしくお願いします」とさらなる飛躍を誓って番組を締めていました。

山里亮太、結婚会見後のラジオで大号泣「結婚することが怖くて」 aiko&しずちゃん“もらい泣き”で感動ムード - ねとらぼ

 

幸せになる勇気

自分のような自己肯定感が低い人間はいたくこの山里亮太の言葉に共感してしまった。「自分なんかが幸せになっていいんだろうか」

不幸せになるべきだとも思っていないが、ドラマや映画の世界は現実にはなく幸せに日々を過ごす自分に対して違和感を覚える。

山里亮太だってこのリスナーから反対されたら結婚しなかったかもしれない。蒼井優が自分のことを好いていてくれても尚、その現実から自ら逃げてしまいそうになる。それくらい幸せになる自分を想像できないのだ。

 

 

もちろん山里亮太はそれを乗り越えて幸せになる道を選んだ、と私は思っている。幸せになるには勇気が必要なんだと思う。そんな本があったがまだ読んではいない。

幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

 

 

普通の人には当たり前にできるであろう、幸せに過ごす自分を想像すること。

私は人の幸せを素直に喜ぶこともできない。そんな人間が自分だけ幸せになることなど不可能だ。まずは人の幸せを素直に喜ぶことから始めるといい。