紫色のつぶやき

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映画「ミッション:8ミニッツ」、設定が少し凝っているところに逆に混乱

アクション映画「ミッション:8ミニッツ」、列車爆発事事故で亡くなってしまった教師ショーン。主人公スティーブンはショーンの死の直前8分間の記憶を体験しショーンの体を使って爆発事故の犯人を捜すという物語。

 

 

タイムリープではない

タイムリープ物には過去を変えたがために何個も未来が存在してしまうパラレルワールド問題などが存在すると勝手に思っている。この手の映画を単にSF映画として見るには十分楽しめる。

しかしこの「ミッション:8ミニッツ」、設定がやけに凝っているのだ。理系出身の私としてはそれらしい理論を出されたらその仕組みを考えざる負えない。もしかしたらそれは私たちの未来になるのかもしれないから。

これはタイムトラベルではない

 

自らの意思を死者の脳へ転送?

理系出身とはいえ専門ではないので悪しからず

仕組みはこうだ。主人公スティーブンの脳に電極をたくさんつける。そしてオペレーターがボタンを押すだけでショーンの死の直前8分間の記憶の世界へ転送できるというもの

 

  • 8分間しか転送できない

 映画の設定では人は死の直前8分間の記憶を維持しており、死後も活動を続けている。それをもとにショーンの死の直前の記憶を再現。そこへスティーブンが転送され、ショーンとして8分間を過ごす。

8分を過ぎればスティーブンは元の現実世界へ戻る。8分間とはなかなか現実的な数字だ。

  • プログラムで動かしている

 プログラムでショーンの記憶の世界を再現する。仮想現実VRのようなものか?

 プログラムは量子力学を元にして作った複雑なプログラムと考案者は言っている。

量子力学も良くわからないが原子が0と1の両方のスピンを持つとかいうやつだろう。なぜ量子力学を持ち出したのかは不明だ。

  • 神経回路の利用

 脳の神経回路は死後も活動を続けている。この神経回路は防犯カメラのように死の直前8分間の記憶を保持しているそうだ。だからその記憶をもとに死の直前8分間の記憶の世界を作り出せる。

  • 記憶の世界(過去)には行けるが未来は変わらない

 このプログラムで作った世界はあくまで仮想現実のようなもので、ゲームの世界と同じだ。だからショーンの記憶の世界でスティーブンがいくらあがいても、列車爆発事故が現実に起こるのは止められない、というかもう爆発事故は起きてしまったのだ。未来は変えられないのだ。

 

いつかは人の記憶の世界へ入り込めるかも?

設定はかなり凝っていたのでただタイムリープするよりは楽しめる映画だった。あえて言わせてもらえばショーンの記憶の中の世界なのにショーンの記憶にないことを無限にできる点が最大の疑問点だろうか笑?(ショーンの記憶にトイレの天井裏の爆弾はないはずだ、ゆえに見つけられるはずがない)

 

記憶にないことは無理でもいつか人の記憶を疑似体験できる仮想現実は実現しそうな気がする。またそこはあくまで仮想現実だから自分のシミュレートしたい要素を好きな設定で入れることができるはずだ。

 

例えば大谷翔平の記憶の世界を体験するとして、現実の大谷はメジャーリーグへ挑戦したがメジャーリーグに挑戦しなかった設定の大谷も体験することができるかもしれない。技術の進歩に期待するばかりだ。