紫色のつぶやき

どうせそんな悩みは1年後にはどうでもよくなってる

ピアノ演奏会に行ってきました!マナーや感想など

最近は電子ピアノにハマっておりやっぱり本物に触れることが大事!と感じた私は先日みなとみらいで開催された横浜市招待国際ピアノ演奏会へ行ってきた。
チケットの一番上に書いてあったみなとみらいホールへ行ったらなぜか工事中、見事に会場を間違えてました。(タクシーでギリギリ間に合った)
みなとみらい付近は演奏会会場がたくさんあるので注意が必要です。
 
 
事前に曲目を見ても一曲も知らない。クラシック音楽などほとんど聞かないからね。
Spotifyで聞いてみると一曲目は聞いたことがある曲だったが他は全然知らない。
と言うわけで曲のほとんどは知りませんでしたが十分楽しめました!
 

会場の様子など

会場はほぼ満員、コロナも大分落ち着いてみなさん楽しみにしていたのでしょう。
ピアニストの手が見えないという理由だろうか?右側の後方だけ席がちらほら空いていた。
私も直前に取ったので右側の後方。。
ピアノの演奏会ということできちんとした格好をしたほうがいいかなと思いジャケット+スラックスで行ったけどラフな格好のお客さんも多い。
ジーパンとかパーカーの人も結構いました。。
 
結論から言うと楽しむためにはまだまだ知識と音楽を嗜む経験が不足しているなと感じました、けどやっぱりプロの演奏はすごい!
まずもってあんなに長い時間(30分とか)弾き続けている。自分だったら疲れて指が動かないでしょう。
 
体に響いてくる感じとか、ホールに響き渡る余韻とか、素人が弾いても絶対に表現できないであろう演奏を行っています!
どれくらいうまいかと言われると正直曲すら知らないので他の人の演奏と比較はできませんが、そういうものなのかもしれないですね。
 

アンコールがすごい

ピアノにもアンコールがあるようです。ですがアーティストのコンサートのように観客が「アンコール!」と叫ぶわけではもちろんありません。
演奏終了
→拍手
→演奏者お辞儀
→舞台裏へ
→拍手やまない
→演奏者出てきてまたお辞儀
→舞台裏へ
→拍手やまない
→演奏者出てきて弾き始める
 
これがピアノ演奏会のしきたりなのでしょうか?
 
一人目
コロナ過で来日できなかったのでしょう。録音したものを流す、という方式でした。
技術的にはヤマハの最新技術を使用しているとのことでしたが正直微妙だったかな。
 
前の二人組も演奏の後「CDの方がいい」なんて言ってましたからね。
 
 
二人目
貫禄がすごかった。私より3歳も年下なのにすごいです。。芸大主席だそう。
 
確かにめちゃめちゃうまい。なぜ指は疲れないのか。。不思議だ。。
弾いていない時間や間の取り方も非常にうまい。弾いていない時間すらも作り上げていく。
やはり生演奏ということで響きが違う、体で感じる音が違う
 
そしてアンコールは圧巻のラ・カンパネラ。
 
やっぱり知っている曲だとテンションが上がります。こんなものアンコールで弾くような曲ではないと思いますが(笑)、、これがプロの力か。。
 
三人目
だんだん聞いているこちらが疲れてくる
曲の中でも一回終わって、またすぐに弾きだす。曲の中で何個かパート(第一楽章~第三楽章)が分かれていているようです。曲を聞いたことがないため拍手するタイミングが分からない。。
もう疲れてきたのでこのピアノの音楽がどんな物語に合うだろうかと想像を膨らませてみる。
ゴッドファーザーのような情景しか浮かんでこない(笑)
感じるのは不幸、優しい曲調の時に感じるのは安らぎ。ピアノはやっぱり悲壮感がただよう曲が多いな。
 
四人目
迷いを感じる曲
だがこんな素人でも曲から迷いを感じ取れるということはそれほど表現豊かに演奏できているってことなんかな?
 

ピアノの世界に進化はあるのか

ピアノなどクラシック音楽の世界はあまり進化がないように思えます。現代ではピアノで新しい曲はあまり生まれず、過去のクラシック曲を皆がこぞって演奏する大変伝統と競争のある世界です。
 
ただ、表現方法としては多種多様なものが生まれてきています。Youtuberが最もいい例でしょう、ハラミちゃん、こざピアノ、まなまる、フォルテ、私も様々なピアノYoutuberを見ます。
また他のところで言うとストリートピアノなどでしょうか。横浜駅関内駅馬車道駅にはピアノが置いてあり、たまに行ってみるとただのおっさんがめちゃめちゃ難しい曲を弾いたりしています。かと思えば小学生が大人顔負けの演奏をしたりもします。
 
やはりここに来て幼いころに挫折したピアノに触れることができているのは非常にいい機会だなと思います。ピアノを(無理やり)習わせてくれたお母さん、ありがとう!