紫色のつぶやき

どうせそんな悩みは1年後にはどうでもよくなってる

動きながら考える、ことができないのはなぜか?

 
 
 
動きながら考える
audiobookにて聞いて出てきた言葉
今月聴き放題の本です。ぜひご視聴あれ。
 
動きながら考えるとはどういうことでしょうか。
人がなかなか動けない理由は、考えている時間、情報を集めすぎてしまうことが原因なんですね。
この行動にはこんなデメリットがあるな、と考えたらつかの間。
そのデメリットを消すためのもっといい方法はないのかと永遠考えてしまいます。。
また、人は何かをやろうと考えた5秒後にはそれをやらなくていい理由を探すそう。
 
そのため筆者は速く仕事に取り掛かり、終わらせるために「動きながら考える」ということを提唱してします。
  • 必要最小限の情報を集める
  • 仮説を立てる
  • 実行する
  • 仮説があまりにも違っているようなら軌道修正する

 

簡単に言えば「まずやってみる、話はそれからだ」ということなんですね。
事前情報なしで仕事に取り掛かっても確かに最初はあまりうまく進みません、しかし、あれも違うこれも違う、といろいろ試しているうちに正しいやり方が分かって終わってしまうことはよくあります。
ブログだって同じです。ユーザーに刺さる文章や話題を考えているうちに数時間経ってしまうなんてこともよくあるでしょう。
それよりもまず最初の一文字をなんでもいいから書いてしまう、そのほうが案外早く書き終わってしまうものです。
 
結局「動きながら考える」ことが現代人に不足している時間を補い、仕事やその他のことを早くするために必要なマインドセットのようです。
と言っても実はこれ、数々の本に書いてあるのを見たことがあります。
 
 
 
ではなぜ私たち(私だけ?)はそれができないのでしょうか。。
私なりに仮説を立てると2つに集約されそう。
 

完璧主義

ビジネス界隈では仕事ができない人の特徴としておなじみの特性ですね。私も心当たりがあります。
今日1日を一番効率よく過ごすためにはいつどこで何をすればよいだろうか、と朝30分ほど考えてしまう時間がまさにそれ。。
その30分で数々のことが実行できたことは間違いありません。
 

損失を許容できない

何事も実行するにはリソースがかかります。
仕事であれば費用かもしれないし、労力かもしれません。プライベートでも同じ。
しかし、損失をある程度許容しなければ、我々にとって一番大切な時間を失います。時間は生きているだけで何もしなくても日々消費されていきますから。
これ以上時間という損失を大きくしないために、お金や労力と言った別の損失を許容して一歩踏み出す必要がありそう。
 
例えば私は昨日スマホのサブ機を何にしようか3時間ほど悩み、情報収集していました。
スペック的にはミドルレンジの人気機種を買えればよかったのですが、どうしても4万円くらいの買い物に踏み切れませんでした。
AQUOS sense6が欲しい
  • サブ機なのに4万円?
  • メインのスマホ使えばいいじゃん。
  • サブ機なんて今持っている P20 lite で十分でしょ(中古で1万円以下で売られている動作がめちゃ遅いスマホ)。
そんな迷いのためお金の損失を許容することができませんでした。結果、ない物ねだりの調べもので時間が失われたのです。。。
 

動きながら考える、を実行するために

何よりも損失や痛みを許容することが大事ということでしょう。
物事にはメリットもあれば必ずデメリットもあります。
その損失がお金ならある程度は許容するという精神を持つのが仕事が速くできる人の考え方なのでしょう。