紫色のつぶやき

どうせそんな悩みは1年後にはどうでもよくなってる

心の強さをはき違えてはいけない

 
メンタルが病みそうになった時のために家には大量にメンタルヘルス系の本がストックしてある。昨日もお世話になった。

「ムリ」は早めに防がないと再起が「ムリ」

結果が出ないときどうしても無理しがちだ。大学院で研究していたころとか、現在メーカーで勤務しているところでも下記のようなことをよく行ってしまっている。
  • よかった結果、悪かった結果をただ眺める→何も出ない
  • 以前行ったよかった(または悪かった)実験をもう一度行う→何も出ない
  • どこかにいい改善方法はないかとネットショッピングをするかのように論文や特許を探し始める→案の定何も出ない
 
結果何も進捗が出ていないのに時間だけが過ぎ去っているなんてこともある。
 

子供の心の強さ→大人の心の強さへ

ムリをし過ぎてしまう人の特徴として「頑張る自分が好き」というものがあるらしい。虚を突かれた感じがある。まさに自分がそうだ。
頑張ったから許してよって感じ。
 
子供の心の強さ
  • 我慢する
  • 諦めない
  • 全部やる
  • 一人でやる
  • 完全にやる
子供の頃、ほとんどの人ができるようにあるであろうことに取り組む際にはこれでいいかもしれない(受験勉強とか宿題とか)。
しかし大人の世界はそんな甘い世界ではない。
子供の心の強さで物事に取り組んでいては時間がいくらあっても足りない。
 
大人の心の強さ
これは本書には具体的な対比項目がなかったのですが考えてみました。
  • 自分と相手、仕事とプライベートなど両立が難しいことの我慢のバランスをとる
  • 時にはあきらめる覚悟も必要
  • チームで成果を出す
  • 人に頼る
  • 代替案で実現する
会社勤めということを考えた時、限られた時間で成果を出すことが求められる。それには間違いなく大人の心の強さが必要だろう。
 

「自分のせい」が短期的には一番楽

うまくいかなかったときに自分の頑張りが足らなかった、で一括できてしまうからだ。
物事がうまくいかなかったということは何かが不足していたということ。それは自分のせいかもしれないし、他の要因が絡んでいるかもしれない。
仮に自分のせいといっても原因を突き詰めて考えていかないと次も同じような結果になってしまう。
足りなかったのは知識なのか、時間なのか、お金なのか、足りなかったものを埋めていく必要があるんだよね。
他の要因で言うと人が足りなかったのか、スケジュールに余裕がなかったのか、競合他社が強力だったのか(強力だったとしたら何が強力だったのか)
 

その後の行動にも大きく影響を及ぼす

もし、「自分のせい」としてしまった場合次なる行動は「自分がもっと頑張る」しかない。
何をどう頑張ればいいのか自分でも分からずにまたムリを重ねる
ちゃんと失敗した時に原因を分析できていたら、その対処を行えばいいということになる。
長期的に見れば、詳細な原因分析をして次に行う物事をきちんと決めて改善していけば自身の心身と成長という意味で役に立つだろう。
 

結論

  • 物事の失敗には原因の詳細分析が必要
  • 大人の心の強さを持って対応する