紫色のつぶやき

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映画「グリーン・ゾーン」、フェイクニュースに立ち向かった男

イラク大量破壊兵器が存在している」

イラク戦争開戦の原因のうちの一つです。映画「グリーン・ゾーン」ではこの大量破壊兵器の存在がフェイクニュースなのではないかというところから映画が始まります。

MET隊(移動捜索班)のロイ・ミラー(マット・デイモン)は大量破壊兵器が存在するという情報のもと出動したが何度も空振りに終わり兵器は見つからない。

ロイは軍や情報を流しているマスコミに対して情報源の開示を求めるが情報源は明かされず、情報の真意について疑いを持ち始めます。

 

イラクの現地人やCIAの人物と協力しながら独断で調査を始めるロイ。しかしそれはアメリカ軍部に反発することになります。私がイラク戦争を熟知してないからこそかどうかはわかりませんが、15年前に実際に開戦したイラク戦争と照らし合わせたリアリティあふれる映画です。

 

情報の信頼性はどうやって確かめる?

映画の中でロイが情報に信頼を持てなかったのは情報源が特定されていなかったためです。我々は情報の真意、信頼性をどこから確かめるのだろうか?以下のようなものが考えられる。

  • 数による信頼性

アマゾンで買い物をするとき、アマゾンのレビュー数を気にしている人は結構多い。私も迷った場合はレビュー数が多い商品を買う。先日このようなツイートを見つけた。

このツイートが本当かどうかに責任は持てませんが参考までに。

日本人はレビュー数を重視する傾向にあるため、アカウントを大量に作って偽のレビューを書き自分の店の評価を上げるというものだ。数を重視すると言っても一つ一つのアカウントがすべて偽の情報を流していたら意味がない。

 

 

  • 質による信頼性

信頼のおける情報源から取ってきてる(国の省庁が発行した資料、論文誌など)、その分野に精通している人物が言っているなどでしょうか?最近では森友学園問題を始めとして従来だったら信頼のおける質の高い情報源だったとしても信頼が損なわれているケースが多いですが。。。

この映画で言えば権威あるマスコミが言っているから、大統領が言っているから、大量破壊兵器は絶対に存在するという流れになっていたと思われます。それが偽情報だと思う人は少なかったのでしょう。

最近の日本の例で言えばDeNAが運営していた医療系サイト「WELQ」の問題とかでしょうか。

www.yomiuri.co.jp

 

多くの人は手軽に役に立つ情報を手に入れたい、そして検索する。検索上位の情報が真実である場合がほとんどだ。だからこそ情報の真偽を疑う力が損なわれているのかもしれない。どうでもいい情報ならば嘘でもいい。しかし情報の真偽を間違えてはいけない大事な場面であれば根気強く原典に当たる努力をしなくてはいけないだろう。