紫色のつぶやき

どうせそんな悩みは1年後にはどうでもよくなってる

だから僕はFXを辞めた

 
 
 
FXを辞めることにした
 
理由は単純でこのままやっても稼ぐことができないし楽しくもなくなってしまったからだ。。。
そりゃああんなに連続で負ければ楽しくもなくなる。
この2か月間で500Pips以上、金額にして8万円くらいは負けただろう。
本の失敗談などを読んでいると数十万円負けた、とか書いてあると
「なぜそんなに負けるまでやるのか?向いていないのではないか?」と思ったりもしたが、私も今断ち切らずにこのまま続けていれば間違いなくその道に進んでしまう。
というわけで私の悲しみの損切りレポートである。
 
 
 

私がやっていた取引と勝敗

今までやめたり復活したりを繰り返していましたがこの2か月はMT4による自動取引と裁量取引どちらも実施。
 
自動取引
下記の本を参考にプログラムを作成。

この本の著者。TwitterYoutubeもブログも更新してないけど大丈夫かな。。。

 

 

ここに書いてあるClipperMという少し改造したプログラムはいわゆるトレンドフォロー型のプログラム。相場が勢いに乗って買いが連続していればロング、売りが連続していればショートをする。(実際はロウソク足などからトレンドを読む)

 

このプログラムは急な相場変動やトレンドの急転換に弱く(というか急な相場変動に強いプログラムなんてあるのか?)トレンド中に一気に逆方向に動くと大変な損失を出します。

 

もちろん勝てる時もあったがこの2か月で500Pips以上、金額にして8万円くらいは負けた。

 

なぜここまで失敗したか考えてみる

取引時間に限りがある
会社員なので取引時間は朝会社に行く前か夜帰宅後。朝はNY市場やロンドン市場はお休み中、ゆえに値動きなどほとんど起こらない。
夜は単純に寝たいので深夜までチャートに張り付く余裕がなかった。
 
経済指標や要人発言に振り回される
一番の理由はここだ、特に9月は最悪だった。
今月の損失のほとんどはエントリーした後に経済指標やら要人発言やらで盛大に逆の動きをした。
 
自動取引はチャートの動きだけを見て取引を行うのでそんなものは加味しない。
チャート上明らかにロングなのでロングしたが為替介入によって300Pips損をしたのが先日の出来事だ。
下記のチャートを見てほしい。もちろん24年ぶりの出来事にハマってしまったという運の悪さはあるかもしれない。だが私の目の前にあるのは損失だけだ。
 



じゃあ損切りを入れておけばいいか、と言われればそうでもない。
損切りを入れてしまうとダマシのチャート、一回下がってから上がる、というチャートで稼ぐことができない。
NY市場が開いてから円高に進んでいたものが円安に進む、なんてことは毎日のように発生する。
これは自動取引のプログラムを作る際に損切りラインをいろいろ入れてみて検証済みだったため入れていなかった。
事実、上のチャートを見るとポジションを持っていた期間の最底値で取引が終了したわけではないことが分かる。少しだけ損失が抑えられている。
 
投入時間が少ない
取引時間のほかに土日にチャートを分析したり本や動画で勉強する時間も不足していたと言わざる負えない。他にやることもあるしここは反省している。
断ち切るならここだろう。
 
客観的にチャートを見ることができない
チャートを見ている時間が少ない故、自分に都合のいい情報だけをピックアップして取引をしてしまう。
MACD的にはロングだけど自分で引いたトレンドラインは割ってるからショートしよう、などと根拠の薄い取引をしてしまう。
 
感情的になってしまう
上記で述べたような取引をしているとなかなか勝てない。負けるとどうなるか。負けを取り戻そうと感情的な取引をしてしまう。
そうなるとFXはただのギャンブルになってしまう。もちろん余剰資金でやってはいたがやはり損失を出してしまうとそれが少額だろうと正常なメンタルではいられなくなってしまう。
 
取引を焦ってしまう
チャートに向き合う時間が少ないためどうしてもチャートを見ている時間内に取引したくなってしまう。
そのため本来は1時間足、4時間足などの上位足で考えなければいけないものを1分足で取引してしまったりしていた。
寝る前になんとか取引を終えようと利食いしたら3時間後にはもっと上がっていたなんていうこともザラにある。
 

総合力の不足

ルールも破ってしまうし、感情的にもなってしまう。
会社員がFXを本気でやろうと思ったら生半可な覚悟ではできないことが分かった。
FXなど究極的には上がるか下がるかの2択だけだ。上がるか下がるかをコインの裏表で決めてロングorショートをしても50%の確率で勝てるのだ。
それを8万円も損できるのだから向いてないと言わざる負えない。
 

FXで得た経験は今後も役立つ

自分でやってみて経験しないと物事の本質は見えてこない。
FX(特にMT4による自動取引)はいわゆる会社員を脱する一発逆転の道として情報商材などでもよく使われる題材です。
本やブログでは「毎日20万円!」「月収200万円!」「1000万円稼げる!」なんていうものを山のように見かけます、私ももちろん読んだりしていました。
勉強になることも多数書いてありましたがメンタル管理、資金管理、チャート分析、などなど実際にやってみると当たり前ですがそんなに甘い世界ではありません。
 
毎日チャート分析をして何万円も負けるならば私は投資信託で資金を管理することにします。そのほうがメンタル的にも時間的にもよさそうです。
 
向いてなかったり楽しくなければやめればいいのです。人生は有限なので自分に合っていることだけやればよい。
 
というわけでいったんFXは終了。今度は麻雀の勉強に勤しむことにします!