紫色のつぶやき

どうせそんな悩みは1年後にはどうでもよくなってる

早起きを3か月続けての効果

できるビジネスパーソンの朝は早い。
そんな話を見聞きするたびに早起きに挑戦してきましたが全然うまく行きませんでした。早起き関連の書籍をいくつ読んだかは数がしれません。
今回はそんな私が早起きを3か月続けるに至った行動と朝やっていることのご紹介です。
 
 
今回の早起き挑戦は8回目くらいでしょうか? 
ちなみに前回挑戦したトリガー条件を使った早起きは1週間持ちませんでした。
 
きっかけはaudiobookで聞いたこの本

 

ぶっちゃけこの本にすごいことが書かれているわけではありません。あくまできっかけで「じゃあ久しぶりに早起きでも習慣化してみるかな、1週間続くかな(笑)」みたいなノリで始めてみました。

 
この本に書かれていることで唯一実行していることは朝起きたら熱めのシャワーを浴びること。
今は夏場で寝ているときも汗かなりかきますし、私ももうおっさんですからね。清潔感は大事です。
 

何をしようか決めなくてもいい

何か有意義なことをしなければならないという既成概念

今回は今までとは全く違うアプローチで早起きに臨むことにしました。

それが「朝やることを決めない」です。

 

朝は頭がクリアになっているので朝早くからクリエイティブな仕事をする、ブログを書く、アウトプットをする、ことを推奨しているネット記事や本は本当にたくさんあります。
確かにそういう側面はあるとは思います。
でも私が立てた目標は「朝5時半に起きる」、これだけです。
 

私自身、今までの朝活での失敗は過剰な目標を立てすぎたことにあると思ってます。

 

  • 「朝早く起きてランニングする!」→ランニングすらきついのに早起き+ランニングなんて無理!
  • 「朝早く起きてブログ書く!」→ネタも考えてないし、書くのにめっちゃ時間がかかるから無理!

 

上記で紹介した本も含め、朝活を推奨する多くの人は朝何をするのか決めたほうがいいと言います。だから私もやることを決めて挑戦していましたが、いまいち挫折気味でした。
まず早起きができないとそのあとの目標も予定も全部丸つぶれになって自己肯定感が下がる。
また、あまり気乗りしないことをやっていても逆に頭はボーっとして ひどい時にはやりながら二度寝していることも多々ありました。
 
しかし今回自分はあまり朝やることを決めずに起きてみました。そしてその日その日でやりたいことをやってみる。そしてこれが続いています。
 
下記は平日のだいたいのスケジュール
 
5:30 目覚ましで起床、布団から出る
~6:00 PCの前に座ってブログを書いたり、勉強している、つもりがだいたい椅子に座りながら二度寝している。。
 →特に何時までにこれをやる。と決めているわけでもないので大きな罪悪感はない。
~6:30 シャワーを浴びて朝ごはん
~7:30 ピアノの練習、読書など、日によっていろいろ。
~8:00 準備して会社へ
 
こんな感じです。
朝何をするか特に決めているわけではないので目標が達成できなかった罪悪感もないし出社までのんびり過ごしています。
 
ちなみに夜はめちゃめちゃ疲れているときは22時就寝(7時間半睡眠)、だいたいいつも23時半で6時間睡眠がデフォルトです。
 

早起きして良かったこと

一日を始めるにあたって心と体の準備ができること
これが一番大きいと思います。
 
体の準備
体がだるければ栄養ドリンクを飲んだり、コーヒーを飲む時間がある。
これだけでも全然違います。
二日酔いだと感じれば水をたくさん飲める。
私は前日の夜遅く帰宅した時は晩御飯を食べないで寝るため、おなかが減っていれば朝たくさん食べることができる。
 
これができるだけでも大分体の調子は良くなっていると思います。
 
そして体幹レーニングやラジオ体操を日課にできています。
体幹レーニングは1分、ラジオ体操は3分で合計たった4分なのですが、ギリギリに起きてしまっていた以前は絶対にできなかった。。。
たいしてきついわけでもないので気軽に続けられます。
 
朝本当にギリギリの生活をしている人はコーヒーすら飲めない、朝ごはんなど食べられるはずがない、子供などいる方はさらに地獄のような忙しさに見舞われることでしょう。考えてみれば当たり前すぎて何も言えませんが、朝ごはんを食べる、コーヒーを飲むなど、当たり前のことを当たり前にするためには早起きする必要があったのです。
 
心の準備

心にも準備が必要なときがあります。

心が疲れていそうならば疲れの要因になっていそうなことや不安要因、困っていることを紙に書き出します。
朝書いてさらに時間があれば、その日のうちに心配事や疲れの要因になっていることに対して対策を行うことができます。朝なので夜よりも明るい気持ちで物事を考えられている気がします。
 
プレッシャーで不安感に押しつぶされそうであれば朝のうちに
「不安感を押しつぶされない」方法を調べておくのもありです。
ネット記事だろうが、誰かのツイートだろうが、本だろうがなんでもいいです。
パラパラと見てみて一番効果があって使えそうだな、と思えるものを頭に入れておくだけでも大分違います。
 
ギリギリに起きていた時はネットサーフィンする時間すらありませんでしたから大事な時間です。 
 
夜のうちに調べることも可能なのですが、夜はただでさえ不安や心配事を過剰に考えすぎてマイナス思考になりがちです。どうせ同じ心配事をするなら朝サクッと対策を調べてその日のうちに実行しちゃいましょう!
これができるだけで憂鬱な仕事だとしても向き合い方が全然違うと実感できています。
イライラすることが私自身格段に減りました。
 
好きなことをしてよい
皆さんは好きなことや楽しみにしている趣味をいつやりますか?
夜時間をかけて好きなことに向き合うこともいいですが、寝る時間を削って何かをやっているような軽い罪悪感にさいなまれてしまう人も結構多いと思います。
 
どうせなら朝やるのはいかがでしょうか?
私ももう若くはないので、いくら好きなことだろうと眠い時は眠いです。特に夜は好きな映画を見ているはずなのに寝落ちしていることすらあります。。。
だけど朝であればさすがに勉強やブログを書いていると眠くなってしまいますが、好きなことであればまだ大丈夫です。
 
 
映画を見たければ映画を見ればいいと思うし、漫画を読みたければ漫画を読めばいいと思います。せっかく仕事始まる前に早く起きてるんだから好きなことやりましょうよ。
 
これは書いてしまえば当たり前なのですが
「朝好きなことをしてもいい」と気づいたことも早起きの大きな効果です。
なんとなくですが、
「今日まだ仕事もしてないのに好きなことをして自分にご褒美をあげていいわけないだろ!」
みたいな思い込みがあったんですよね(笑)
いや書いてしまうと意味分からないんですが。。。
この呪縛から解き放たれたことにより朝好きなことに時間を使える時間は本当に有意義だなと感じます!
 

「早起きしてできる時間」は子供の頃考えていた「夜更かししてできる時間」に近い

小さい頃は自分が親に「早く寝なさい!」と言われてしぶしぶ布団に入って就寝。親は夜更かしして、さぞかし楽しい時間を過ごしているに違いない!と思った経験は誰にでもあるはずです。
実際に夜更かししてみると確かに最初は楽しかったです。時間が無限にあるかのような感覚に陥り、結構好きなことをやっていた覚えがあります。
今はその時間はすっかり朝に切り替わりました。
読みたかった本も見たい映画も趣味のピアノも朝の楽しみとしてやることができるのです。さすがに好きなワインを朝飲むことはできませんが。。
 
何をするのか特に決めているわけではないけれども余裕のある時間、それが朝作ることができたらとても余裕が出て心身の調子がいいと感じます。ぜひ皆さんも試してみてください。
 

早起きのコツ

最後におまけです。
今回私が早起きを成功させた理由は「朝やることをあえて決めない」のが一番の要因で気楽な気持ちで朝起きることができていますが、もちろん早起きできるような環境作りも大切にしています。
当たり前のことばかりですが結構効果はあります
  • 目覚ましを置く場所
  • カーテンを開けて寝る
  • 二度寝は布団以外で(冬はどうしようか考え中です)
  • できれば目覚ましを止めてすぐにシャワーを浴びる
  • 飲酒は就寝の2時間前までにやめる