紫色のつぶやき

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内向型人間は疲れる。。。ストレスを感じないためのコミュニケーション術

人が何人か集まるとみんなの話題をかっさらって注目を集める人間がいる。その人は自信と魅力にあふれ、なんといっても話が面白い。俗に言うコミュニケーション能力が高い人だろう。

 

いつも思う。自分はとてもそんな風になれない。聞く力が重要だとか言うけど結局は話す能力がコミュニケーション能力だ。きっと自分はコミュ障なんだ。

内向型人間は能力ではなく性格

自分は能力が足りないと劣等感を持っていた。しかしこの「内向型人間のすごい力」という本を読んで劣等感を感じる必要はないと思えるようになった。能力ではなく性格なのだ。もともと相手と軽い雑談や笑い話をあまり好まない人間は「内向型人間」と呼ばれる。

内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える (講談社+α文庫)

内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える (講談社+α文庫)

 

・グループよりも一対一の会話を好む
・ひとりでいる時間を楽しめる。
・内容のない世間話は好きではないが、関心のある話題について深く話し合うのは好きだ。

スーザン・ケイン、「内向型人間のすごい力静かな人が世界を変える」、p.24

 

これらに当てはまる人は内向型人間である確率が高い。

この本には全部で20の項目が用意され、当てはまる数が多いほど内向型人間である気質が高いと書いてある。

ちなみに私は14個当てはまった。

 

内向型人間は量よりも質を大事にする。それは人との関係性においても会話においてもそうだ。飲み会に行っても多人数の会話にはあまり入れない私みたいな内向型の人は隅っこで同じ静かな雰囲気の人と生き方や価値観といった深い話題の会話するのが好きだ。

 

内向型人間のコミュニケーションは最初が大事。

しかし内向型人間だって仕事や付き合いの関係で不特定多数の人や初対面の人と話さなければいけない時がある。社会人になれば初対面の人ばかりな上、会話をしなければいけない年齢層にも幅があり、その場になじむ話題は未知だ。

 

内向型人間には人が大勢いる場所、初対面の人との会話などはいささか刺激が強すぎる。一般的に内向型の人間は外向型の人間より低刺激(ここで言う刺激は目に見える人や音など5感すべてで感じる情報)で集中力を発揮する。

大勢の人がいる場所で軽い雑談をしようとしたら刺激の多さから会話の相手に集中できず沈黙してしまうかもしれない。もしも最初から沈黙してしまっては後から会話を切り出そうとすれば相当な勇気が必要だ。

 

話すことがなくなり沈黙しても内向型人間である私は別に困らない、むしろこの雰囲気は内向型人間にとっては心地いいらしい。しかし相手に不快な印象を与えるのではないかと不安になる。コミュニケーションにおいて考えすぎて人より疲れてしまうのだ。

 

もしかしたら相手は

「こいつ、黙りやがって。会話を終わらせて早く帰りたがっているな」

確かに私は会話を終わらせて早く帰りたいときの方が多い(笑)。人と話しているときより一人で物思いにふけったり、テレビを見たりしている方が好きだ。

 

しかし、社会人たるものそんなわがままばかりでは通用しない時もある。

「話すことなんかありません!だって私は内向型人間なんだから」と言っても聞く耳を持つ人はおそらくいない。そして他人との衝突を避けたがるのもまた内向型人間の特徴の一つである。

 

だからこそ会話の最初をスムーズに進めるために準備が必要だ。

 

 

 

内向型人間のコミュニケーション術

著者はスピーチやプレゼンをするときにも準備が大切だと語っている。これは他人との雑談にも応用できるはずだ。外向型人間であっても準備はする、しかし彼らは高いレベルの刺激で逆に集中力を発揮する。そのため多少、練習不足でも本番で大勢の観客に見られると逆にうまく話すことができる。その能力は初対面の人との雑談でももちろん活かされる。

 

何を準備すればいいのか

まずは相手にしゃべってもらうための質問を用意しよう。内向型人間は相手の話を聞き、そこから考えるのが得意だ。全くのゼロからの状態で会話を広げるのは難しい。だからこそゼロをイチにするための話題を相手に話してもらうことで自分がその話題を広げられるようになることが大事だ。

 

質問は自分の興味のあるテーマがいいだろう。

旅行が好きなら「最近どこか旅行とか行かれましたか?」だし、映画が好きなら「最近見た映画とかあります?」だ。

 

その話題に対して相手が何か話してくれれば自分はその話をよく聞き、広げていければよい。

本には書いてないが私は内向型人間のコミュニケーションは「相手に助けてもらう」のが大事だ、と考える。

 

もしもの時の「回復のための場所」を用意しておく

しかしどうしても慣れない相手との会話に気疲れするときもある。そんな時は「回復のための場所」を用意しておこう。

自分の性格にそむいて行動する最大の秘訣は、できるだかぎり本当の自分のままでいることだ 日常生活において「回復のための場所」をできるだけたくさんつくることからはじめるのだ。

スーザン・ケイン、「内向型人間のすごい力静かな人が世界を変える」、p.350

 

 

本当の自分ままでいられる場所、それは内向型人間であれば静かで考えることのできる場所だろう。飲み会の席であればトイレに行く、飲み物を取ってくる、外の空気を吸ってくる、少しでもそうした場所で回復できればまた会話を楽しむ意欲が湧いてくるかもしれない。

 

当たり前だけど会話以外も大切に、練習あるのみ!

残念ながら内向型人間は相手に面白い話をして笑わせるのはあまり得意ではない。

それは相手の笑いのツボを見抜き、即興でギャグやネタを作れる外向型人間にやってもらえばよい。

 

だからこそ内向型人間は相手に誠意を見せることが大事だ。

例えば相手の目を見る。

例えば相槌を打つ。

本によれば内向型人間は相手の目を見るのもあまり得意ではないそうだ。 

毎日仕事や買い物で他人と会話するときに意識するところから始めよう。

 

さいごに

今回紹介したちょっとしたコツをつかめれば初対面の人と会話することになっても相手の話を聞くことに集中できるので多少のストレスは軽減されるだろう。何と言っても自分がコミュ力不足のため、相手と話すのが得意ではないといった劣等感や相手に興味がないからこんなに話すことがないんだと幻滅することがなくなったことが大きい。

内向型人間である、という自己肯定感を持つだけでもだいぶ会話に対するモチベーションが変わるものだ。

 

頑張れ内向型人間!!