紫色のつぶやき

どうせそんな悩みは1年後にはどうでもよくなってる

読書「スタンフォードの自分を変える教室」、意志力をやりたいことに使う

今週のお題「わたしのモチベーションを上げるもの」

普段の生活の中で私はたくさんのやりたいこと(例えば運動、勉強、読書)、やりたくないこと(例えば飲酒、無駄なネットサーフィン、夜更かし)があります。

でも日々の生活の忙しさに追われ、仕事の後に運動できずにわずかに余った時間でネットサーフィンをしてしまうのがいつもの私です。

やりたいことをやる力、やりたくないことをやらない力、まとめて「意志力」と呼んでいますがその意志力を有効的に使い、かつ鍛える方法を具体的に記したのがこの「スタンフォードの自分を変える教室」です。

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

 

意志力を鍛える方法が満載

あとがきに書いてある言葉が意志力のすべてを物語っています。

行動を選択すべき時はそれをしっかりと意識して、ただ漫然と惰性に従って行動しないように注意すること。言い訳をして物事を先延ばしにしたり、よいことをしたのをいいことに自分を甘やかそうとしているのに気づくこと。

  ケリー・マクゴニガル、「スタンフォードの自分を変える教室」

私たちは朝から晩まで選択の連続です。朝ごはんは何を食べようかから始まり、多くの仕事に優先順位をつける、家に帰ったら何をすべきか、など私たちは一日の中で様々な選択をしています。

選択をしたときに意識を向けるというのは、行動を選択した際にどうしてその選択をしたのか考えることです。

 

筆者は意志力には限界があると述べています。 本には一日の中でいつが一番意志力が高いのか観察するのが有効だと述べていたり、運動や瞑想が意志力を高めることなどを述べています。

 

例えば夜読書をしようと思っていたのにネットサーフィンをした挙句眠かったので寝てしまったという昨日の私がいます。仕事で体が疲れていたために意志力が低下してしまったこと、読む本を決めていなかったこと、パソコンで映画を見た後そのままネットサーフィンをしてしまったことなど原因は多々あります。だから意志力が高い朝に読書をしたり、あらかじめ読む本を決める、朝はPCを開かないなど対策も様々考えられます。

 

私が考えるモチベーションを上げるもの

本に記載してある内容ともかぶりますが「ルーティン化」「環境整備」が大切だと考えます。

  • ルーティン化

毎日必ずやらなければいけないこと、食事、風呂、歯磨き、睡眠などをあらかじめいつどの順番でやるのか決めておくというものです。もうお風呂に入ろうかななどと迷っているうちに意志力は低下していきます。夕食後にすぐ風呂に入るなどと決めておけば意志力の温存になります。また、食事の内容も曜日や日にちごとにある程度決めておけば食事を決めるのに必要な意志力を温存できます。

 

  • 環境整備

これは受験勉強の時によく言われていた参考書を開いて机の上に置いておくというのと似ています。たとえば読書をしたかったらあらかじめ本を机やベッド脇に置いておく、その際スマホ機内モードにして遠くに置いておく。やりたいことをやるのに邪魔になったりストレスになりそうなものは徹底して排除しておくのです。運動するためのウェアとシューズを玄関に用意しておくなど、やりたいことをやるためのハードルを下げ、やりたくないことへのハードルを上げておくのです。

 

私はブログを書いたり書かなかったりを繰り返していますが最近は継続できています。これはブログに書く内容を帰宅途中に考えることによってスムーズに執筆に取り掛かれるからだと思います。みなさんもこの本に書いてある「意志力チャレンジ」に挑戦してみてくださいね。