紫色のつぶやき

一人でも、金をかけずとも、人生は楽しい

映画の感想って難しい

感想、レビュー、言い方はいろいろあると思うけど、理想的な感想文とは何なのだろう。小学校の頃読書感想文に苦労した自分にはよくわからない。

 

映画にはその映画を通して伝えたいメッセージというものがあるはずだ。

とりあえず考えてみたのは我々観客がそのメッセージを読み取って自分の考えを加えることで映画の感想が完成するのが理想だと思う。

 

昨日、「プライベートライアン」という映画をdTVで見た。

 

 

たとえばこの作品をアマゾンの内容紹介欄で見るとこのように書いてある。

たった1人の兵士を救うために、なぜ8人もの兵士が命をかけなければならないのか。彼らは戦場の過酷な現実に取り巻かれ、それぞれ自分なりの答えを出す。

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もし私が映画の感想を書こうと思ったら、この「命の不平等」とも言えるテーマに対して自分自身がどう考えたのかを述べることが適当だ。

 

Yahoo映画のレビューを見てみると

「戦争シーンの迫力があった!」

「戦いの場面が回想され、夜も眠れない」

「トムハンクスかっこいい!」

と映像や演技をほめる言葉がいくつも並ぶ。迫力のある映像を見るのは映画の醍醐味だろう。

 

しかし、これは私が書きたい映画の感想ではない。

こう考えてみると映画の感想を書くには相当に難しい気がする。まず、バックグラウンドが違いすぎて感情移入が難しい。戦争の時代背景、アメリカの文化、命令の絶対性、兵士の心情、実に様々な要素を考慮し、自分がその場にいたらどのような判断を下すのか、想像するのは難しい。

自分が体験したこともない恐怖や不安を映像を通して突きつけられるが実感がわかない。

 

もちろん非日常体験を自分自身が疑似体験できるという意味では映画は非常に優れたものだ。自身が体験したこともないようなことから想像力を働かせ、メッセージを読み取り、自身の考えを加えて感想を述べる。真に映画を楽しむ人になりたいものだ。