紫色のつぶやき

どうせそんな悩みは1年後にはどうでもよくなってる

ラストの戦い方は日本代表だからこそできたこと

ワールドカップ、日本のグループリーグ最終戦を見た。
日本はポーランドに1点を取られ、あわや予選敗退と言う危機に陥ったが同時刻に行われているセネガルーコロンビアでコロンビアが1点を決めたため、このまま行けばフェアプレーポイントの差(イエローカードの数差)で決勝トーナメント進出という展開になった。
日本代表は最後、もう後ろでパスを回してただ時間をつぶすだけ。ポーランドも予選敗退が決まっているのでもう完全にやる気をなくしていた。ネット上では賛否両論だ。日本の最後の試合展開は相当叩かれていた。試合自体がつまらなかったのは確かだ。しかししたたかに結果を求める代表チーム、西野監督、選手は素晴らしかったのではないだろうか。ツイッターなどでいくつか印象に残ったツイートを挙げておく。
 

 

 

 
 
日本代表は誰かのためになどというきれいごとではなく、自分たちのためによい結果を残した。闘わないなどと揶揄されているが闘っている相手がポーランドではなくなっただけで自分たちとは闘っていた。変に感動を与えるだとか、感情論で勝つことがすべて、などと言っている人たちより、勝負の世界で日ごろ闘っている人たちの覚悟は全然違う。今回は逆に感動を与えないで結果を残すという当初の予想とは全く逆の結果になった。
 

ラストの戦い方は日本代表だからこそできたこと

私は逆にプレースタンスにあまり自我を持たない日本人だからこそこんな試合運びができたと思う。昨今のアメフト問題ではないが「時間をつぶして後ろでパスを回せ」などという監督命令を素直に聞く外国人選手は少ないのではないだろうか?
結果を求める西野監督と素直に従う選手たち、この組み合わせでなければあのような戦術は実現できなかったはずだ。
 
日本代表は次なる戦いに進むことができた。前評判を覆して結果が出たことには素直にうれしい。決勝トーナメントでは予選リーグでこのような戦いをしてよかったと思えるような戦いをしてほしい。